冷え性は妊娠の敵
日本の女性は、冷え性で悩んでいる方が多いです。また、妊娠しないと悩んでいるの女性
の大半が、冷え性だという調査結果もあります。
体が冷えると、人間の体はうまく働かなくなります。特に、卵巣や子宮がある下腹部
は、普段あまり動かさないので、冷えてしまいがちです。冷え性が原因で妊娠しにくくな
ってしまうのです。
また、体が冷えると血行が悪くなり、ホルモンが正常に行き渡らなくなりホルモン
バランスを崩してしまいます。
ホルモンが卵巣や子宮に届かなくなると、卵子の育成や排卵、子宮の状態にも
悪影響を及ぼし、なかなか妊娠できない原因にもなります。
卵巣が生き生きと働くためには十分な栄養が届いていなければなりません。
食事や日常生活を見直して、冷え性を改善し、妊娠しやすい体作りをしましょう。
冷え性を改善する方法としては、以下のものがあります。
参考にしてみて下さい。
● シャワーで済まさず、お風呂にゆっくりつかる
ぬるぬるの半身浴で、30分以上は湯船につかる。
● 適度な運動をする
適度な運動をすると、血液の循環をよくなり、生殖器官の働きがよくなります。
● 体を温めるものを食べる
温野菜を食べたり、温かい飲み物を飲むなどして、体の内から温める。
● 水分の取りすぎに注意
十分な運動をせずに水分を取ると体を冷やす原因になります。水分の取りすぎには
注意しましょう。
● 寒さを防ぐ衣類に心がける
体をしめつける衣服はやめて、楽な服装にする。手袋やマフラーなどで冷たい外気
に触れないようにしたり、腹巻などして下腹部を温めるようにしましょう。
● ストレスをためない
ストレスは、血流に影響を及ぼし血管が収縮してしまい、冷えの原因になります。
気分転換をして、ストレスをためないようにしましょう。