不妊の原因
最近では、10組のうち1組の夫婦が不妊症だと言われています。
かなりの割合です。不妊症は他人事ではありません。
一般的に、不妊症とは「2年以上も子作りに専念しているのに妊娠しない状態」のことを
言います。
もし、自分が不妊症かもしれないと思ったら、まずは、不妊がどのような状態のものかを
理解して、その原因を知ることが大切です。
不妊症の原因は、男性によるものが40%・女性によるものが45%とほぼ同じ確率だ
と言われています。決して女性に不妊の原因が多いというわけではありません。
また、どちらか一方だけではなく、男女ともに原因がある場合も珍しくありません。
男性側の不妊原因は、精子に関するものがほとんどです。
それに比べて、女性の不妊原因は、卵巣・卵管・子宮などの生殖器官に関するものや
冷え性や肥満など様々です。
妊娠するまでには、「射精」「排卵」「受精」「着床」という4つのステップがあります。
これらが一つでもクリアできなければ、妊娠はしません。
ですから、不妊の原因がわかるには、どうしても夫婦間での協力が必要となります。
可能であれば、一度、夫婦両方で病院へ行って、正確な原因を調べてもらう方が良いで
しょう。その方が、不妊を治す早道と言えます。